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「箱鳴りがして、体に優しいですよ」

featuring mezzo-forte Carbon Fiber Cello

KID(以下K):mezzo-forte を数ヶ月使用いただいたわけですが、いかがでしたでしょうか?

 

四家卯大(以下S):2016年7月末の石巻「Reborn-Art Festival」での Bank Band、8月の「まつり宮崎」での織田哲郎さんのサポートをはじめ、数々のイベントで使わせていただきました。それから、9月に塩竈で行われた GAMA ROCK FES 2016のときには「ワンコイン・チェロ部」として来場者にチェロを体験してもらえるコーナーをやりまして、いずれも野外で弦楽器には大変な環境だったと思うんですが、この mezzo-forteのチェロが大活躍しましたよ。

 

K:ワンコイン・チェロ部!面白い試みですね。従来の木製の楽器だと傷が付きやすく、初めて触る人には敷居が高いですよね?

 

S:このカーボン製のチェロは、そのあたりの敷居が低くて良いですね。やっぱり躊躇なく触れるというのはとても大きいです。さらに今回は室外で、ステージではバンドが演奏しているところの一角だったりして。ピックアップ付だったのでアンプで鳴らせて便利でした。

 

K:なるほど。ところで数々の現場で使用されましたが、周りの人の反応はいかがでしたか?

 

S:Bank Band のメンバーも「おおっ」「格好いいね」など、興味津々で声かけてきましたね。やっぱり見た目のインパクトはありますよね。黒くて、デザインもこんな感じですし(楽器を指しながら)。出音は普通のチェロとして使えますし、モニターも特に問題なく。

 

K:この楽器の気に入った点はどの辺ですか?

 

S:やっぱりエレキチェロなどのソリッドなものと違って、箱鳴りがするのが一番大きいですね。あと、実際ソリッドな楽器は重さやバランスが違ったりして、やっぱり長時間になると疲れるところがあるんですが、この楽器は本当に普通のチェロと同じ感覚なので、体に優しいのは良いですね。

 

K:屋外のほか、室内でも使われましたか?

 

S:キーボーディストの久米大作さんや、カシオペアのメンバーたちとライブハウスなどで演奏したり、多くのライブで使用しました。今回お借りしたものはピックアップが付いているモデルだったので、ライブの現場でも重宝しました。大きな会場のときは、(外部の)マイクからの出音と本体のラインアウトをミックスしたりもしました。小さいライブハウスではラインアウトからDIというセッティングで普通に繋ぎましたが、箱鳴りがあるからか、自分がモニターするのもラクだし、音もバンドとうまく馴染んでくれました。

 

K:今後も mezzo-forte のカーボン・チェロを使ってみたいですか?

 

S:ええ。やっぱりライブやフェスの現場で使いたいですね。ライブでは、違うカラーのモデルも試してみたいです。

 

K:わかりました。ぜひご用意させてください。本日はお忙しい中ありがとうございました。

 

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四家卯大 プロフィール

1966年生まれ 東京都出身
10才より父、大村卯七の手ほどきによりチェロを始める。
財)新日本フィルハーモニー交響楽団に1988より1991まで在籍。 在団中には山本直純、小沢征爾、シモン・ゴールドベルク、 ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチなど内外の著名な アーティストと数多くのステージを共にする。

その後、ポップバンドBREW-BREWに参加し3枚のアルバムをリリース。 以降、Mr.Childrenをはじめ、多数のアーティストのレコーディング、 ライブ、映画・CM音楽制作に参加。 近年では、ソロでのライブ活動に加え、Bank Band、MONGOL800のキヨサクを中心とするセッション集団 「The NO PROBLEM’s」や、久米大作ひきいるBirth of Aria (バース・オーブ・アリア BOA.)、平間写真館TOKYOで開催している平間写真館チェロ部などでも精力的に活動している。

山田洋次監督の「小さいおうち」(2014)にチェロ演奏家としてコンサートシーンで出演。
2013年10/20には、初のソロアルバム「インドのとらがり」をリリース。
2014年8月には吉田省念+四家卯大+植田良太として、CD「キヌキセヌ」発売。
2015年10月に初のライブ・アルバム「とりのうた」をリリース。
2016年10月に3枚目のアルバムとなるチェロの多重録音による最新作「犬とたまねぎ」をリリース。